保護直後

保護 1年後直後とは、表情が全く違うのが
わかりますか?

今は口の中が痛くて、食べ物は全部ミキサーに
しています。それでもつらくて食べられないときは
一口づつ口の中にいれてあげていました。
その口内炎も痛みはほとんどなくなったようで
亡くなる前はよく食べていました。
おそらくうちの中での一番の大食いだったと思います。




トラ(メス)との出会い。(推定15歳)

 H16年5月 とても寒い夜でした。
 犬の散歩中に、商店街の隅でうずくまって
 いたトラ。やせこけて骨と皮でした。

 抱き上げても無抵抗・無表情でぐったりと
 しており、鼻水と涙で顔はぐちゃぐちゃ。

 病院に連れて行ったところ慢性副鼻腔炎・
 歯槽膿漏と診断されました。
 鼻づまりのために息苦しそうで歯の痛みの
 ために食事が思うようにできませんでした。

 プレドニンやインターフェロン、抗生剤など
 様々な治療を行い保護して1年ぐらいで
 口内炎の痛みはほとんどなくなりました。。
 
 しかし慢性副鼻腔炎・猫風邪は常に引いた
 状態で、体調が悪くなるとすぐに鼻水・
 鼻づまり・食欲低下となったため、そのたび
 病院で抗生剤と栄養剤の点滴をうけました。
 
 保護して2年目は半年に一回の割合での
 状態の悪化でしたが、3年目になると
 3ヶ月に一度の割合で体調不良となり、
 病院通いも多くなっていきました。しかし、
 持ち直し持ち直しで生きてくれました。

 体重は、保護時やせこけていたけど、
 保護してから2年間は少しづつふっくらと
 しはじめ、3年目になると再び徐々に減り、
 亡くなる前は1.7キロまでにやせ細って
 いました。このころになると、
 食べても食べても栄養素は体内で活用されず
 排泄されてしまうほど、トラの消化管は
 十分に働いてくれなかったようです。

 亡くなる前の朝、いつものように台所に来て
 私の腕に絡みながら朝ごはんを食べたトラ。
 いつもより食欲はなかったけど、元気な
 様子だったトラ。しかし、帰宅したときには
 すでにぐったりの様子で、しばらくして
 けいれんがおき、ゆっくりゆっくり死へと
 旅だって行きました。
 最後まで私の声は聞こえていたようで
 呼びかけににゃあと鳴いてくれ、頭をなでると
 気持ちよさそうにしてくれました。
 。
 寝るときも必ず私の顔にくっついて寝ていた
 トラ。朝は起こしにきてくれたトラ。
 
 もっともっと一緒にいたかった
 でもいっぱい幸せをありがとう。 

 

 老猫トラ。
 推定年齢18歳(H18年現在)


2005−7月 
爆睡中 
ふとんの上でねます。
 2005−7月

2005-9月 トラ腕枕で爆睡中
 トラ父さん大スキっ子だったトラトラ。
 年老いても甘えん坊です。

 こうやって甘えさせてあげられるのは
 いつまでかな。。。  2005-9-24

 そう思っていることがずっと続けば
 どんなに幸せだったでしょう・

 会いたいよ トラ。母さんはお前と
 ずっと一緒にいたかったよ。

 さよならは寂しいよ。

 
  トラ永眠 H19年 2月6日 0時06分。享年推定18歳以上  


    保護時 15歳ごろ。うちにきて3年。闘病生活の3年間でしたが、表情は豊かになり
    甘えん坊になり、最後の1ヶ月は、私のあとばかり追いかけるようになりました。
    帰宅したら玄関までお出迎え、トイレにいったらトイレの前でまっている。
    台所にくれば真っ先に飛んでくるトラ。寝るときは私のほほに自分の顔をくっつけて寝るトラ。
   
    しかし、慢性の風邪は何度も何度もトラの体をむしばみ、体力を奪い、衰弱させていきました。
    食べても食べても栄養分は排便されてしまい、体重は保護したときの半分にまで減っていたトラ。
    何度かの危ない時期にも耐え、抗生剤と点滴で持ち直してきましたが、とうとう虹の橋を渡って
    しまいました。辛くて悲しい出来事だけど、トラにとっては幸せだった3年間だったと思います
   
    トラの経緯と思い出をこのホームページに残しておきたいと思います。

  

トラの思い出アルバム

トラの思い出スライド

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